飼いネコがいる方は注意!妊娠とトキソプラズマについて。
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皆さんこんにちわ😊
先日、朝起きてジャニー喜多川さんの訃報をみてビックリしました💦
どうか安らかにお眠り下さいと思うのと同時に皆さんも思ったのではないでしょうか?
そんな顔してたんや!?
はい。前置きはこのくらいで、今回は妊婦と猫とトキソプラズの関係性についてです😸🤷♀️
うちでも可愛い三毛猫のテトを飼っておりますが、よく昔は「猫を飼っていると妊娠しにくいで」なんて言われていた時代もありました💦
それは迷信でもおばあちゃんの知恵でもなく、何かしら根拠があるのかなーなんて何となく考えていまして。
その根拠の一つ、また、家で猫を飼っていながら妊娠中の方向けにまとめてみましたので、ご興味があれば読んで頂けると光栄です✨
読むのしんどいわ。という方のために先に結論から申します。
- トキソプラズマは猫の糞便や糞便が付着した爪からの感染があります。また、生肉を妊婦さんが食べることでも感染リスクがあります。
- 感染すると胎盤を通して胎児に様々な病気や最悪流産や死産の可能性も・・・
- しかし対策として糞便の処理や生肉の摂取は控えるようにすることで防げる可能性が高いです。
- 男性は特に猫の糞便の始末は率先してやりましょう!!
- 室内飼いのかたは飼っている猫ちゃんが感染している可能性は低いですよ。でも感染しているかもという心構えでいてください。
猫とトキソプラズマ
まずは皆さんも何かどっかで聞いたことがあるではないでしょうか?
「トキソプラズマ」
- 聞いたことはあるけど、よく知らない。
- インフルエンザみたいな?
そもそもこいつは何者かということから説明させて頂きます😁
トキソプラズマは幅3 µm、長さ5-7 µmの半円〜三日月形をした原虫である。細胞内寄生性であり、環境中で単独では増殖しない。トキソプラズマの生活環は終宿主内での有性生殖と中間宿主内での無性生殖のステージからなる。有性生殖はネコ科動物の腸管上皮内でのみ成立するが、無性生殖はヒトや家畜など全ての温血動物で可能である。
トキソプラズマは「原虫」だそうですね。
有性生殖→オスメスが必要
無性生殖→オスメスが不必要
ここでポイントなのは無性生殖は人や家畜など全ての温血動物で可能ということです。
もし感染したら人の体内で増殖を繰り返すため治療もやっかいになります。
- 生肉(生ハム、馬刺し、ユッケなど)
- 猫の糞便(厳密にはトキソプラズマの卵 オーシストといいます)
- 土
これらに潜んでおり、猫の糞便からの感染に関しては食べているエサ(生肉)や環境(屋外にも出している・野良猫など)が大きく関係しているようです。
妊娠中にどんな影響があるのか?
それが「トキソプラズマ症」です。
これに感染したら具体的にどうなのかといいますと、以下のような症状・病気が発症する可能性があります。
特に妊娠初期での感染リスクが一番高いといわれています。
次に感染経路を説明しますので妊娠初期で猫を飼われている方は注意が必要です!
感染経路は?
トキソプラズマの主な感染経路は「経口感染」です。
しかし、あくまで他の可能性がゼロというわけではありません。
猫の爪に引っ掻かれたりして傷口からの感染や目の網膜や鼻の粘膜などからの感染もあります。
この経口感染のパターンの一例を紹介します。
①猫がトイレで糞便をする→②それを処理するときに手に付着→③手に付着した状態で食べ物や口に手を当てたりする→④感染
対策は?
自宅で猫を飼われている方は特にここはしっかりと読んでほしいです!!
対策を知ることで予防することが出来る感染症です。
しかもそんなに難しいことではないです。
- 妊婦がいてる家庭は「猫は基本的に室内飼い」にする。
- 生ものは与えない!
- 糞便の処理は出来るだけ早く、男性が行うようにする!(処理した後は必ず手洗いをするようにしてください)
- 妊娠をされている方は基本的には土に触れないようにする。もし仕事柄や趣味などで触りたいという方は必ず手袋を着用しましょう。
まとめ
いかがでしたしょうか?トキソプラズマ恐ろしいですよね。お腹の子供を守るためにも頑張って対策はやってみましょう。
特に男性は出来ることから率先して参加していきましょう!!
もし感染していた・・・ということでも病院での治療薬もあります!!
そして、室内飼いをされている方は少し安心してください。
室内飼いの場合はそもそも飼っている猫ちゃんがトキソプラズマに感染している可能性がそもそも低いんです。
ということは感染する可能性自体もかなり軽減されますね。しかし感染しているかもという心構えはお忘れなく!!
最後にうちの可愛いテトで〆ますね♫笑