妊娠中期でのお腹の張りはあるのか?原因や男性でも出来る対策
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妊娠中期に入ってくると安定期と呼ばれ、妊婦さんは初期のつわりから解放される方も多いのではないでしょうか?
何処かに旅行でも行こうか?
運動を少し初めてみようかな?
おいしい食事に行こうかな?
など色々な楽しみが出てきますよね。
しかし、妊娠中期に入ると約60パーセントの人が「お腹の張りを感じる」
と言われており、きつい人だと動くと余計にしんどくなることが多いです。
今回の記事では妊娠中期のお腹の張りの「原因」と「一人で出来る対策」「旦那でも出来る対策」をお伝えしていきます。
特に男性の方は奥様の体を労わり、元気な子を産んでもらうためにも協力出来ることは協力していきましょう!!
妊娠中期にお腹が張る理由とは?
お腹が張る理由として「子宮の収縮」が起こっている状態を指します。
子宮というのは筋肉で出来ており、本来は緩んでおり何らかの刺激を受けることで収縮します。
この収縮が起こると「お腹が張っている」と感じるようです。
また、お腹が張るという感覚は人によっても様々です。
つった様な感覚だったり、ボールが入っているような感覚、引っ張られているような感覚だったりと人によっても色々な症状として現れます。
妊娠中のお腹の張り、原因とは?
お腹が張る原因とは何でしょう?
子宮の発達による張り
妊娠後期になればなるほど赤ちゃんが育つと同時に子宮も育ちます。
そうなると成長と同時にお腹の張りも強くなってきます。
妊娠中期に入ると初期と比べ成長のスピードが大きく変化してきますので、お腹も張りやすくなってきます。
動きすぎによる張り
妊娠中期になるとつわりも軽減する方が多いです。
そうなると勢いよく遊びに出かけたりすると、子宮に繋がっている神経が興奮し、緊張するため収縮を促すように働きます。
これは同時に疲労にも繋がりますので要注意です。
冷えによる張り
夏場はエアコンなどの冷たい空気に長時間当たっていたりするとお腹が冷えます。
体が冷えてくると妊娠してなくても体に力が入ってしまう経験ってありませんか?
その状態が子宮でも起こっているとイメージしてください。
ストレスによる張り
ストレスというのは色々な種類があります。
これも同様に張りを感じやすくなります。
ちなみにストレスを軽減するならこちらの記事も参考にしてみてください。
胎動による張り
妊娠中期以降に入るとよく胎動を感じることが増えてきます。
特に30週目以降になると胎動はより活発になってくるので、そうなってくると胎動が原因でお腹の張りも強くなってきます。
便秘による張り
便秘が続くとお腹も張ってきます。しかし、子宮が収縮することが原因での張りとは違いますが、妊娠中には多いのでかかりつけ医への相談をするようにしてください。
危険なサインを知っておく
また、お腹が張っている場合は「危険なサイン」があります。
張りが収まらない。長時間続く場合
動き続けていることを除いて、安静にしていて以下のような症状はかかりつけへ相談!
妊娠30週未満の方⇒1時間に3回以上張りを感じる
妊娠30週以降の方⇒1時間に5回以上張りを感じる
出血がある場合
これは早産や流産の危険性もありますので、次回の検診まで待たずにすぐかかりつけの病院へいきましょう。
激痛がある場合
胎盤が剥がれている状態「常位胎盤早期剝離」と呼ばれる状態の可能性があります。
すぐかかりつけの病院へいくようにしてください。
対策方法をみていきましょう
一人でも出来る内容
・まずは「安静」第一です。
仕事中や外出中でも理由を説明し一度座って休みましょう。
もし、自宅などで横になれる場合はシムス位になり横になることをおすすめします。
30分以上張りが続かなければ問題ありません。
・室内の温度を確認しましょう。
気温が25度以下になっていると体も冷えてきます。
温度調節が必要です。
・ストレスは極力溜めないようにしましょう。
妊娠中のストレスは様々なところでかかってきます。
発散できることや、そもそもストレスとなる原因を旦那さんとも良く話あってみることも大事です。
旦那さんができる内容
・まずは奥様の安静を第一に考えてあげましょう!!
家事は基本的にやるようにすることで、奥様が動かなくても良いように掃除・洗濯・食事など出来ることはやることが大切です。
・ストレスや疲労からもお腹の張りは強くなってきます。
足や腰周りのマッサージをしてあげましょう。
リラックスすることでお腹の赤ちゃんも気持ちよく感じることでしょう。
「マッサージのやり方がわからない」という方は、どうぞこちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ
妊娠中期でもお腹の張りは60パーセントの人が感じるとのことです。
安定期に入ったといえど安心は出来ません。
かと言って神経質になりすぎても余計にストレスが強くなり、疲労も溜まっていく一方です。
無理せず、慌てずに、ゆっくりしましょう。
旦那さんも出来る限りは家事などは手伝って、少しでも奥様の負担を減らすことで、母子ともに健康な状態を作ることができますよ。
仕事終わりで疲れているかもしれませんが、妊娠中の奥様はもっとしんどい中、休みの無い家事をしています。
少しでも負担を減らせるように協力していきましょう!
すると不思議とストレスも軽減していきますよ。
ストレスが減るとお腹の張りも軽減する可能性が大きくなりなりますので、是非試してみてください。