妊娠中の方で猫を飼われている方必見!首筋に出来るぶつぶつの正体と原因。胎児に影響はあるのか?
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どーも、ミライパパです。
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猫を飼われており、妊娠中の奥様がいらっしゃるかたはわかるかなと思います。
そう。顎の下にあるぶつぶつ。
これはそもそも何者?
よく猫の糞便にはトキソプラズマなどの原虫が含まれているので、妊娠中の方は注意が必要と聞きますが、じゃあこの「ぶつぶつは大丈夫なの?」と疑問が浮かんだ方のために今回はこのぶつぶつについてお答えしていきたいと思います。
ぶつぶつの正体とは
まずはこのぶつぶつの正体から説明します。
これは「猫ニキビ(ざ瘡)」と呼ばれるものです。
子猫であろうが、オスメスであろうが、品種であろうが関係なくどんな子にでも発生する可能性があります。
その理由は次に説明していきます!!
原因は一体・・・?
猫ニキビは基本的に「唇から顎の下」に出来ることが多いです。
これは猫の顎周囲には皮脂腺などからの分泌物が多く出ています。
また、食事をしたあとの食べかすが付着しやすい場所でもあります。
分泌物が多く出ている部分、汚れが付着しやすい場所に対して、グルーミングが行いにくく、不衛生となることで出現することが多いです。
さらに食事後の食べかすが付着したままになるとバクテリアが増殖し、それが原因でニキビのように見えるということもあります。
顎の周囲以外には皮脂腺がある「まぶた」「しっぽの付け根」
オス猫であれば「陰嚢」「包皮」にも出現する可能性はあります。
軽度の状態であれば特に治療の必要性はありません。
しかし、かゆみが出てきたりすると引っ掻いたりして、出血することで二次的な症状や感染症にかかる可能性が出てきます。
妊婦への危険性は?
これは単刀直入に申し上げますとありません!!!
理由としてはこの「猫ニキビ」自体にはウイルスや原虫などの感染力があるものではないため、妊婦への危険性はありません。
しかし上記でも記載した通り、二次感染があるとそれは注意が必要です!!
「猫引っ掻き病」という病気があり、傷が赤紫色に腫れたり、リンパ節が腫れて発熱したりすることがあります。
ちなみに猫から人へ影響を及ぼすものは以下のものがあります。
- パスツレラ症⇒風邪症状や肺炎など
- トキソプラズマ⇒発熱や妊娠初期であれば胎児への影響
- Q熱⇒発熱や関節痛、下痢症状
- 真菌症⇒皮膚病、ぜにたむしなど
- 疥癬⇒手・腕・脚などの赤班
- 犬・猫回虫病⇒発熱、腹痛、網膜や肝臓に影響
https://猫好き.jp/neko-ningen-uturu-644より引用
まとめ
猫ニキビというのは、皮脂腺が多く張り巡らされている唇から顎下部分に多くできやすく、または食事後に食べかすが付着したまま放置したりするとバクテリアが増殖。
それが原因となることが多いです。
食べかすなどは飼い主が気づいたときにはウェットティッシュなどでふき取ってあげましょう!
当たり前ですが、そもそも不衛生な場所やモノを設置していたりするとそこからの繁殖もあり得ますので注意してください。
基本的には妊婦への影響はみられません。
しかし二次的な影響は十分に考えられますので、飼っている子がいつもと違う動きしているな?と思ったらすぐにでも病院へいかれることをおすすめします。