【子育てで苛立つ方必見】意志力が苛立ちを無くす?子供に優しくなれる秘密
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子育てをしていると苛立つことって一日のうちどれくらいの回数があるでしょうか?
ホントはイライラしたくてしている人はいないはずなんです。
でもイライラしてしまっている方は何がそうさせているのでしょうか?
子供が言うことを聞かないから?
何度言っても繰り返す?
それを繰り返されるとついカッとなって怒ってしまいますよね。
それは誰にでもあることなので、「また怒ってしまった・・・」と落胆する必要はありません。
怒らずに子育てが出来ればどれだけ楽に過ごせるかを考えたことは山のようにあるかと思います!しかし現実的に難しいと諦めていませんか?
子供が言うことを聞かないのは興味があり成長している証拠。
そこに苛立つことは、その行動を行うことでダメだと親は知っているから。
怒らずに対処をする為には「意志力」を持って我慢したり、冷静になったりすることですが、これを言い換えると「自分をコントロールする」ことです。
自分をコントロールって言われても「自分は意思が弱いから・・・」なんて思っていたりしませんか?
大丈夫です。
意志の強さは筋肉と同じで鍛えることが可能なんです!!
この意志力を鍛えることというのは子育てには勿論、その他にも大きなメリットを与えてくれます。
では、子供に優しくなれる秘密の方法をお伝えしていきたいと思います。
意志力とは?
意志力と聞くと皆さんはどのようなイメージでしょうか?
多くは「我慢・忍耐」のようなイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか?自分は意思が弱い・・・というのは「我慢が出来ない」や「すぐに諦めてしまう」など自分で決めた目標を諦めてしまい、さらに自己嫌悪が悪循環となります。
つまり「意志力」というのは自分で決めたことをやり遂げる力のことを指します。
でも中々これをやろうとすると色々な誘惑や欲望が取り巻いてくるのが現実です。
何かをやり遂げるためには「自分をコントロールする必要」があるのです!
そして意志力は精神的なものではありません。
脳の額の部分にある、「前頭前野」が司っている人間の一部です。
「円満な家庭、恵まれた友人関係、満足のいくキャリア、健康な体・・・何にせよ、それを成し遂げるには2つ資質が必要とされる場合が多い。それは知能と、自己コントロール能力である」と。
このように意志力というのは「自己をコントロールする力」のことです。
何かの目標達成のためやより良い自分になるためにはどうすれば良いのでしょうか?
この意志力は実は誰にでも手に入れることが可能なんです。
そうです。意志力は鍛えることが出来るからです。
この意志力を鍛えることで子供に対してのイライラも少なくなります。
勿論、パートナーに対してもそうですし、その他にも多くのメリットがあります。
後に解説していきます。
やる力、やらない力、望む力が必要!!
意志力には「やる力」「やらない力」「望む力」の3つがあります。
この3つを鍛えていくことで意志力は誰にでも得られることができるのです!
やらない力とは
例えばダイエット中にケーキを食べない、禁煙中はたばこは吸わないなどの我慢する力のことを指します。
しかし、やらない力だけでは目標を達成することは出来ません。耐えるだけでは実際は難しいこともあるんです。
やる力とは
やらない力とは歯車のように必要なのがやる力です。
例えばダイエット中に食べないだけではストレスが強く生じるので、「ノンカロリーのもを選択する」ことや「疲れて帰ってきても料理は必ずやる」など上手く選択することで「やらない力」と相乗効果を発揮させることが重要となってきます。
望む力とは
そして「やる力」「やらない力」を鍛えると同時に自分にとっての理想像を描き、より強く望む必要があります。
「ダイエットする」だけではなく「いつまでに〇㎏痩せる」など具体的な目標を立て、「痩せたら可愛い洋服を着る」などを強く望むことでちょっとした誘惑に負けてしまうリスクを軽減出来ます。
3つの力を合わせることで真の意志力を発揮できる
「やる力」「やらない力」「望む力」の3つを徹底的に意識してみましょう。
その結果、子供の行動に対してイライラしなくなり、優しくなれるということです。
しかも、この意志力というのは子供にも感染します!!
子供は親の姿をみて育つものです。子供にもいつの間にか同じような意志力が備わってきます。
意志力を鍛えることで得られるメリットとは?
意志力を鍛えることで得られるメリットを考えてみましょう!
子供に優しくなれるは勿論ですが、その他にも多くのメリットがあります。
イライラしなくなる
これは子供が言うことを聞いてくれない・パートナーが話を聞かない・約束を守ってくれないなど身の回りには様々な「苛立ち」の原因があります。
意志力は「自己コントロール」を手に入れることができるので、自分の感情を落ち着かせることも可能となります。
ダイエットに成功する
これはわかりやすいのではないでしょうか?
しかし意志力を高めることで苦痛を伴うダイエットとはおさらばすることが出来ます!
何故かと言うと「いつの間にかダイエットに成功している」というような感じになっているというのが意志力を高めると得られる効果です。
意志力は「やる力」と「やらない力」と「望む力」を合わせた力です。
ダイエットに失敗してしまう人はこの3つが欠けてしまっている方が多いです。
結局は目標にむけてコツコツとやる力が備わるのです。
パートナーとの関係がよくなる
子供の行動に苛立つことが少なくなるように、パートナーとの関係も同じです。
自己コントロールが出来ると例えば、旦那の行動に対していちいちイライラしなくなり、むしろ自然と思いやることが出来るようになります。
そして忘れてはいけないのが意志力というのは「感染」します。
その結果夫婦関係もより良好なものになってきます!!
そして、それを見ている子供もまた同じ循環にはまるので家庭が幸せになるという素晴らしい循環が続くようになります。
子供が成功する
夫婦関係が良くなり、子供にも自然と「意志力」が備わってくるとどうなるでしょうか?勉強をすることに目的を持つようになり自分から行動するようになってきます。
やると決めたことに対してきちんと意識し、「やらない」と決めたことに対してはやらなくなります。つまり怠け癖がつかなくなったり、やるべきことをやるようになってきます。
自分の時間ができる
意思が弱い人の特徴に「いつも時間が足りない」という人が多いです。
これは何故でしょうか?理由の一つとして人からの誘いを断れないということがありませんか?
意志力をしっかりと持てるようになれば、やる力⇒誘いを断る、やらない力⇒無駄な付き合いをしない、望む力⇒本当に付き合いたい人を見極める。
これらを身に着けることが出来て時間の有効活用ができるようになります。
誘惑に負ける4つの状況
これまで意志力をお伝えしてきましたが、じゃあ実際にそんな上手くいくのか?と疑問に思われた方もいるのではないでしょうか?
実際に私もこの意志力を知ってからは常に実践していますが、そうそう上手くはいかないものです。。。(じゃあ何でこんなえらそうに記事書いてるんだって話ですが・・・笑)
ここでは誘惑に負ける4つの状況をお伝えしますので、その状況にならないようにコントロールすることが肝になってきます。
気が散っている時
悩み事があるときにコンビニに入ったとします。買うつもりもないポテトチップスやデザートなどをつい買ってしまう。つまり上の空状態。
スタンフォード大学の経営学部で「人はどんな時に誘惑に負けるか」という研究が行われ、結果として「気が散っている時」という答えが出たそうです。
確かに集中している時や意識している時は他のものに目移りしませんが、リラックスしている時ほど自分に甘くなってしまうことって多いです。
集中した後
「5分間シロクマについて考えてはいけない」という実験があり、時間差があるもののこの実験に参加した人は全員失敗してしまいます。その後にパズルを解いてもらうと、好きなことを考えていたグループよりも諦めてしまうのが早い。+悲しい映画をみて泣くのを我慢することにも失敗するという結果がでたとのことです。
つまりは何かに集中するとそれだけのエネルギーが必要です。そのエネルギーを使った後というのは感情を抑えることが難しくなりやすいんですね。
これを生活に置き換えるてみるとどうでしょうか?
普段から家事や子供をみているとすごく集中している時間が多くなります。
その中でふっと息抜きをするタイミングが誘惑に負けやすいんです。そんなタイミングで子供が何かイタズラでもしようものなら・・・となるわけです。
「意志力」というのは無限にあるものではありません。
意識すれば消耗するものなのです。
しかし、少し休むと回復もしますので、集中した後は誘惑の多い場所にいかないように気を付けることが大事です。
糖分が足りない
意志力は有限であるとお伝えしましたが、脳のエネルギーは「糖分」です。
しかし人工甘味料などの甘さは全く効果がないので控えましょう。
血糖値が上がると意志力は回復します。
おすすめは低GI値の食品(玄米・そば・ナッツ・チーズ・魚・肉・はちみつなど)をとるようにするとゆっくりと血糖値が上昇するので体にも負担なく過ごせます。
睡眠時間が足りていない
睡眠は脳を休めるためには必須の項目です。
睡眠不足になると意志力だけでなく、判断力や思考力まで低下させてしまい、もし最近すぐに苛立つなどがある方は睡眠を見直すことをおすすめします。
ある実験では7時間以上睡眠をとった人は新年に立てた目標達成率が高いという結果もあります。
意志力を高めるトレーニング実践方法
はい!お待たせしました!!
ここからは実践編に入ります。ここまで読んでくださった方はかなり意志力に興味がある人達ですよね?
実際に自分も意志力を高めて、自分をコントロール出来るようになりたい!と思われているに違いありません。
そんな方におすすめの方法をいくつか紹介します!!
利き手とは反対の手で作業する
普段は殆どが利き手での作業だと思いますが、あえて反対の手で作業してみてください。スマホの操作や歯磨き、掃除など生活の一部を少し変えてみると良いでしょう。
話し方を変える
否定語を使わないように意識する。「~はダメ」ではなく「~しているとよくないんじゃない?」など衝動を抑えるトレーニングになります。
瞑想する
これは一番おすすめできるトレーニングです。
瞑想は意識を呼吸に集中することで、雑念が頭に思い浮かんでくると再度呼吸に意識を戻すことで、自己コントロールを鍛える最も効果的なトレーニングです。
詳しいやり方はこちらをご覧になられるとわかりやすいかと思います。
メンタリストDaiGoの「脳を鍛える マインドフルネス瞑想のコツ」①入門編
まとめ
意志力(やる力・やらない力・望む力)は誰にでも備わっている能力です。
前頭葉の働きなのですから人間である以上平等にあります。
しかし、意思が弱いと思っている人がいるのか?
それは意志力を意識出来ていなかったり、コントロール出来ることを知らなかったりするからだと私は思います。
育児を行っているとどうしてもイライラすることは沢山あるかと思います。
しかし、もし自分がもっと優しくなりたい。怒らずに過ごしたいと思うのであれば是非「意志力」を高めて、イラつかない子育てを実践してみてください!!
今回のブログを書くにあたって参考にさせてもらった著書のリンクを貼っておきますので、より詳しい内容を知りたいという方はこちらをどうぞ。
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